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はなの病気

はなの病気|桂川みずた耳鼻咽喉科|京都市西京区桂川街道沿い

はなの病気

nose

アレルギー性鼻炎

はなの病気

アレルゲン(アレルギーの原因物質)を吸収することによって、発作性のくしゃみや鼻水、鼻づまりが生じます。ダニ、ハウスダスト、花粉、カビなどがアレルゲンになりますが、花粉症などアレルゲンが飛散する時期にのみ症状が出現する場合には「季節性」となるのに対して、ダニ・ハウスダストなどを原因とし季節とは無関係に症状がある場合には「通年性」になります。

治療は大きく下記の4つに分けられます。

  • 原因となる物質の除去(清掃)や回避(マスク、メガネ)
  • アレルギー反応を抑える薬物療法(内服薬、点鼻薬)
  • 継続的にアレルゲンを少量投与することで症状を緩和するアレルゲン免疫療法(舌下投与、皮下投与)
  • アレルギー性鼻炎に関与する粘膜の焼却や神経の切断によりアレルギー反応を軽減させる手術療法

これらの中から重症度や患者さんの希望により治療法を選択します。

副鼻腔炎(“蓄膿症”)

鼻の中には鼻腔と副鼻腔が存在します。風邪をひいた際に、黄色い鼻水や頬・おでこの痛みがある場合には副鼻腔炎(“蓄膿症”)になっている可能性があります。これは副鼻腔に細菌などが繁殖し、膿がたまるものです。慢性化することがあり、放置すると鼻の中にポリープなどができることによって鼻づまりが強くなります。治療はたまった膿の排出を促す薬や抗生物質の投与を行いますが、これで改善しない場合には手術が必要なこともあります。

副鼻腔炎が原因で起こる症状

鼻中隔弯曲症

左右の鼻は鼻中隔という壁で隔てられており、これが大きく曲がっている場合には鼻づまりを生じます。症状が強く日常生活に支障がある場合には、鼻中隔の曲がりを矯正する手術を行います。

鼻出血

出血部位として、左右の鼻を分ける壁(鼻中隔)や、中鼻道と呼ばれる鼻の奥の部位などがあげられます。特に鼻中隔からの出血の頻度は高く、自分の指などで鼻の中を触ることで生じ、また乾燥や血をサラサラにする薬の使用により頻度は上がります。

治療はまずは圧迫することで止血を行いますが、鼻中隔からの出血の場合には出血部位を局所麻酔下に焼却することがあります。